誰がログ

歯切れが悪いのは仕様です。

「ファン」との付き合い方とか研究とか

幸い?自分自身はあまりそのような悩みはないのだけれど、SNSをはじめとしたwebでの活動、芸能、スポーツなど複数のフィールドで「ファン」の存在のネガティブな側面について考えさせられる出来事が続いているような印象がある。

芸能やスポーツといった業界では古くからある問題だろうが、PVとかインプレッションとか再生数とか触れてもらえる「量」が大きな存在になっている今のwebの世界で、今までは素人(側)だった人たちがどのようにファン(「支持者」とかもっとマイルドな存在まで含めて)と向き合うのかというのは思ったより深刻な問題なのかもしれない。

いや思い起こすとwebでも古くからあった問題のような気はするけど、昔はもっとwebでも一部の人たちの問題だったような気がする。「アルファ○○」という言い方が使われなくなったのはことばのはやり廃りという側面が大きいというのとは別に、今は上で挙げた「量」の面で見ると多くの多種多様な「アルファ○○」がwebにいるのであまり特別感がなくなってしまったというようなことはないだろうか。

これまではあまり調べてなかったけれどファンを取り扱った学術的な研究を読んでみたくなってきた。言語研究でもファンによる特定のサイトや掲示板への投稿の分析とかあるし、きっとほかの研究分野でもいろいろあるだろう。私のゼミの卒論でも過去にアイドルファンのSNSへの投稿とか推し香水レポとかをテーマにしたものがあって、データを見直してみるだけでも面白そうだ。