2008-01-01から1年間の記事一覧
以下のブクマコメントでちょっと言い足りないと思ったのでちょっとだけ補足…って思ってたけど結局長くなったorz はてなブックマーク - 柳瀬尚紀を読んでからニヤニヤしている国語学者(とその追従者たち)を見るととてもげんなりさせられる - ハックルベリー…
土日は大阪に行ってました。 大阪外大(現在は大阪大学と合併)との合同研究会に参加するためです。行くまでは「もしかしたら…」なんて淡い期待も抱いてましたが、結局こちらからの参加者は僕一人でした。まあ、こんなもんですよね。最近はこういうのに慣れ…
来月誕生日なんですが、テレビで堂本剛が「今29なんですよー」って言っているのを見て、ああ、自分ももう29になるんだなあ、ということを思い出しました。いやあ、早く卒業したいです。
博論で一番てこずっていて一番進行が遅れている命令形についての分析が一つ山を越えた感じです。まだもう少し議論が足りない感じですが、とりあえずある程度の先行研究の調査と命令文(imperatives)の意味論の構築が一段落したのが大きいかなーこういうことが…
論文執筆中(今はどちらかというと発表の準備をしてますが)だろうがなんだろうがタイトルにある法則は常に発動中なわけで… MITのdissertationフォルダ*1を漁ってたらいつの間にか5時間ぐらい経過してた…だってあの人たち面白い論文書き過ぎなんですよ!あと…
あ、もう日曜日が終わるんだ…まだ土曜日かと思ってた>< ちなみに土曜日(さっきまで金曜日だと思い込んでた)の唯一の成果:自分の部屋では全くはかどらないということが改めて実証された点(これで一体何度目だ)。 今週は博論の執筆に加えて発表が二つと…
書くこと自体はやっぱりしんどい。 でも、書くことによってこれまでの自分の分析や思考がまとまっていったり思わぬところでつながりはじめたりという、理論や分析の自己運動を見るのが楽しい。まあ自分でそうなるタネを仕掛けているにも関わらず、それに気付…
日本人の脳に主語はいらない (講談社選書メチエ 410)作者: 月本洋出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/04/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 34回この商品を含むブログ (26件) を見る 書籍部に置いてあるのを見かけました。中身を読んでしまうとまたレ…
特にシリーズ化の予定は無いんですが。 もう最近は博論そのものと個別論文に追われまくる毎日です。そんな日々を送っていて、自分の論文のいくつかの特徴が嫌でも分かるようになりました。まあ以前から言われてるものもあるのですが、大体、 論証、ロジック…
なんか切ない話、とかではありません、念のため。 レビューを書くと言いつつ書いていなかったので…もう結構日も経ってしまったのでかなりうろ覚えで書きますが。なお、プログラムや発表要旨は以下のページから見ることができます。 神田外語大学―理論言語学…
帰国してから一ヶ月以上が過ぎ、なんかちょっと母語が危うくなってるような感覚と引き換えに覚えたつたない英語もどんどん抜け落ちていってる気がします。 そんな蒸し暑いつくばの夏の昼下がり、"Thank you", "All set"辺りってホント便利なフレーズだったな…
詳細は以下のエントリから色々辿ってみてください。 幻影随想 別館: 福岡批判への反応が面白い件 あと、この件に関してはすでにTAKESANさんがわかりやすいエントリをお書きなので、そちらもどうぞ。 言葉遣い: Interdisciplinary 気になったのは表現方法につ…
行ってきましたよーなんか研究会自体もオフ会としても予想以上に…とりあえずすでに上がってる参加者のエントリなど。 ギークな人たちに対抗して言語な人たちもけまらしく集まってみた。 - IHARA Note http://d.hatena.ne.jp/hukira/20080726/p1 邂逅 - ネ言 …
魔法の言葉、ってのは言いすぎかな…a-geminiさんの以下の記事を読んで。 http://a-gemini.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/vs_1_59e5.html 以下引用(引用の中の引用部分は福岡伸一氏の発言)。以下の話では福岡氏の主張そのものには踏み込みません、念のた…
ところで、最近「予言の自己成就」というフレーズで検索してやってくる人がとても多いのですが、なんか話題になってるんですかね。最初は「ああ、またレポートの季節か」なんて思ってたのですが。どっちもあるのかな。そういえばその代わりというか最近「サ…
来週末久しぶりに関東日本語談話会に参加できるということでうきうきしてるのですが。 第99(!)回関東日本語談話会 日時:2008年7月26日(土) 午後2時〜5時 場所:学習院女子大学 互敬会館3F 集会室1 (331教室) 参加費:無料 「日本語会話と韓国語会話に…
宿題ばかり溜めていっていてブロガーとしては心苦しい夏休みなのですが、最近killhiguchiさんのところをまとめて読んでいたら以下のエントリの脚注(#1)に気付きましたので。 妄想と病い - killhiguchiのお友達を作ろう 問題は、いわゆる助動詞*1「まい」に…
試案、ってかほんと、アイディアの断片なんですけど。 あ、ちなみにここでいう「属人的」は「属人論法」とか、「人を批判するのではなく論を批判する」というような文脈で使われる「属人」をターゲットにしています。 ある論や批判が「属人的」かどうかって…
ついに博論執筆のスケジュールが正式にスタートしました。予備論文提出が10月、本論文提出が12月です。あっという間だろうし、久しぶりにしんどい半年になるだろうなあ…まあここ数年好き放題やらせてもらってるので、その分きちんと成果があったことをしっか…
※開催日までこの記事を一番上に置きます。普段の記事については以下で更新中。 第十三回宇都宮JAM!詳細↓ 日時:7月6日(日)12:00頃〜 場所:栃木県総合運動公園(いつもと同じです) 交通案内:http://www.pref.tochigi.jp/kouen/sougou/index.html…
とりあえず無事に帰国しました。そしてつくば直行。 ネットでの自分の周辺でも、帰国絡みの話でも色々書きたい話題があるのですが、とりあえず今週の博論関係の発表会を乗り切らなければなりません。 「お前一年もアメリカで何やってたんだよ」 とか言われた…
なんか言語の話をしていた。果たして気付いたのは良かったのかどうか。 これだけでもうわかる人は何の話かわかってると思いますけれど、ニセ科学問題でもやもやしていたことをやっとで少しアウトプットできたと一息ついていたらこんなものに出会ってしまいま…
ネットを徘徊していると(たまに書籍でも見かけたりしますが)時々(国語の)学校文法に対する不満から、言語研究、あるいは国語学という分野はダメダメだっていう結論にジャンプしてしまう人がいるのですけれど、その辺りほぼイコールだって考えてる人って…
上のエントリとこのエントリはpoohさんのところの下記のエントリのコメント欄のやりとりを追っていて色々考えたことの一部です。 奈辺に愛か存じませぬが:Chromeplated Rat ニセ科学批判のかなり早い段階から、人文社会科学系のコミットがあまり無いよねえ…
書こうと思ったらTAKESANさんに先を越されてしまった↓さすが仕事が速い。 説得という事: Interdisciplinary ということもあって僕の方はできるだけ簡潔に。まあ論点多少は異なっているのですが。 ※そもそも「ビリーバー(信奉者)」の定義やその射程がこの言…
今月26日に帰国します…何も問題が起こらなければ…いや起こってはいけないんですが。
Inflectional Identity (Oxford Stuides in Theoretical Linguistics)作者: Asaf Bachrach,Andrew Nevins出版社/メーカー: Oxford University Press, U.S.A.発売日: 2009/08/31メディア: ペーパーバック クリック: 15回この商品を含むブログ (2件) を見るThe…
「いたた」っていう表現をぼーっと眺めていて、これreduplicationかなーと思ったので、他の形容詞でもいけるのか、と探し始めてみたら意外と厳しそうだ、という話、というか覚書というか。 一応下記の二例は僕の内省では比較的安定してるのですが、 いたい→…
面白そうな論文や本にふと出会ってしまう気が↓…って紹介しようとしたらはまぞうで見つけられず。念のためAmazonにも行ってみたら、やはり検索をどうやっても引っかからず。新し過ぎるのかなー というわけで久しぶりに本の書誌情報手書き。 Broekhuis, Hans 2…
参考 ekken? たぶんbotだと思うな - 喚いて叫ばざれば はてなブックマーク - はてなブックマーク - momochan20051969のブックマーク 自分のエントリもいくつかブクマされてて、タグのつけ方からスパム(bot)っぽいなーとは思って放置していたのですけれど、…