最初に書いたDQの呪文名の分析はほぼ一発ネタのつもりだったのですが,その後のネタもちょこちょこ見つかっており,まだいくつか書く予定があるので,カテゴリー「ゲーム言語」を作って関連記事を入れておきました。
相変わらず1年に1回程度更新できれば順調というぐらいの研究の進み具合なのですが,細々と続けてみたいと思います。
最初に書いたDQの呪文名の分析はほぼ一発ネタのつもりだったのですが,その後のネタもちょこちょこ見つかっており,まだいくつか書く予定があるので,カテゴリー「ゲーム言語」を作って関連記事を入れておきました。
相変わらず1年に1回程度更新できれば順調というぐらいの研究の進み具合なのですが,細々と続けてみたいと思います。
補足の記事を書きました。
最初に強調しておきますが,「さいきんの学生はまったく」とか「言葉づかいが変になってきている」とかそういうことを言いたいわけではありません。不思議に思っているというか,面白いなと思ったので書いてみることにしました(それはそれで嫌な感じですね)。
さて,さいきん学(部)生から授業に関連することで下記のような文面のメールをもらうことがあります(体感では増えたという気がするのですが,私の教員キャリアはまだ10年くらいですし,きちんと数えたわけでもありません)。
○○先生
お世話になっております。
課題をこのメールに添付しました。
ご査収ください。
…
「ご査収ください」はさすがに珍しいのですが,「お世話になっております」と書いてあるメールはもうなんだか慣れてしまいました。最初はけっこう違和感あったんですけどね。
これもあまりきちんと調べたわけではないのですが,私の感覚だと「お世話になっております」は「仕事で関わりがある」というような条件の下で使うのが自然な気がします。なので,研究や学会業務等を一緒にやっている院生からのメールとか,学部生からでも学園祭のようなイベントに関するメールだとそれほど違和感がなくなります。
こういう挨拶は待遇も関わってきて,所属しているコミュニティの文化や個人差によっても使用できる相手や文脈は違ってくると思うのですが,かなり対等な関係性でないと使えないという人もいるのではないでしょうか。とある知り合いが「「こちらこそお世話になっております」と返すことができる相手に使う表現」という説明をしていて,うまいなと思いました。私の感覚ではもう少し広く使えますけれど。
学部生が就職活動を始めるとメールがビジネス調になるということは以前からあって,1年生からこういうメールが来てもwebで検索して出てくるビジネスメールの書き方を参考にしたのかなくらいに考えていたのですが,ちょっと調べてみるとどうも「大学教員宛てのメールの書き方」みたいな記事がけっこうあって,そこに「挨拶表現として「お世話になっております」を使う」というノウハウが出てくるようです。
私が調べた範囲ではビジネスマナー的情報を提供しているようなサイトが多かったのですが,もしかしたら大学教員が書いた記事でもおすすめされていることがあるのかもしれません。
メールに限らず,手紙でも,LINEやSlackだってコミュニケーションに使う文面というのは難しいですよね。相手や条件,文脈によって使える表現が変わることがありますし,ローカルな文化等の影響もあります(もちろんある程度テンプレでいける場合もあります)。
私は相手や条件,文脈によっていろいろな表現,文体をコントロールできる力が身に付いていると便利だと考えているので,できる範囲でさまざまなジャンル・文体の文章を書くことにチャレンジしたり慣れたりすることを授業ではおすすめしています。特に学生のうちはある程度の「失敗」が許容されたり再挑戦できたりする機会がそれなりにあるので,そこでうまく経験を積めると良いのですけれど。
もしかしたら年内もまだ何か書くかもしれませんが,もうまとめてしまいます。
この記事は自分がその年に書いたブログ記事の個人的おすすめのまとめで,id:gryphonさんの下記の提案に賛同してここ数年やっているものです。まとめる過程で自分の書いたものでも読んでいて面白かったりするのでおすすめですよ。あと私のブログは連続で更新したかと思うと数ヶ月休んだりという超不定期更新なので,比較的読みに来てくれる方でも見逃しているものがあるのではないかということも考慮しています。
今年は2019年研究まとめの記事でも書いたように,比較的研究成果が形になった年だったので,少し報われた感がありました。でも私生活でも引越があったりでやっぱり1年通しで厳しかったような気がします。しかし今年の私以上の研究成果(量だけで言えばこれが平均以下だという分野もありそう)を継続的に出し続けている研究者はたくさんいるわけで,ほんとうにどういう生活をしてるのか想像もつきません。
年末年始締切のおしごともいろいろありましてあまりゆっくりできなそうですが,みなさまは良いお年をお迎え下さい。
今年のトップはやはり「やさしい日本語」についての下記の記事でしょうか。私が書いたものではかなり読まれた方ですが,いくらでも少しでも宣伝し続けた方が良いことですので改めて。
あと,かなり勇気を出して書いた割には公開後思ったより静かだったということで,『中動態の世界』に関する記事を上げておきます。まあ内容がぐだぐだなので,当然と言えば当然かも。
最後は,毎回それほど読まれていないような気がするのですが私にとっては大切な沖縄に関する記事。
残りは,カテゴリー毎に分けていくつか列挙していきます。
今年は入試を中心に一般的にもかなり話題になったということもあって,(国語)教育に関しても少し書きました。
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上ですでに挙げた「やさしい日本語」と『中動態の世界』に関する記事がここに入るのですが,それ以外だと下記のものぐらいでしょうか。
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自分が関わった本の紹介が多かった分?あまり書かなかったようです。
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記事数だけ見ると例年より多かったのですが,宣伝や告知の記事も多かったので,まとめてみると例年並みかやや少なめという印象です。